犬がうるさい、イライラする!飼い主さんにできる無駄吠え対策とは?

犬の鳴き声が気になるときはありませんか。

家族の一員とはいえ、あまりにうるさいとイライラしてしまうことも。

また、ご近所で飼っている犬が吠えて困るということもあるでしょう。

ここでは、犬がうるさいときに飼い主さんができる対策をご紹介します。

犬の無駄吠えについて

犬は本来、ご主人に何かを知らせるために吠えるものです。

危険を知らせたり、または欲求を伝えるために吠えて教えています。

何もないのにただ吠えるということは考えにくいですね。

人間から見ると無駄に吠えている「無駄吠え」には理由があるはずです。

なぜ吠えるのでしょうか？

なぜ吠える？

室内外に限らず、吠えるときには次のような理由が考えられます。

・何かを警戒している

家のチャイムがなったときや訪問者に対して吠えたり、散歩中に出会ったよその人や犬に吠えることはないですか。

見知らぬ人や犬に会ったり、聞きなれない音を聞いたときなどは ご主人に知らせようとして吠えることがあります。

またカーテンがゆれただけで驚いて吠えたりする犬もいますね。

犬が「これはいつもと違う。飼い主さんに知らせるべき！」と判断して、知らせるために吠えているのです。

・欲求を伝えたい

犬が飼い主さんにしてほしいことを吠えて教えています。

ご飯・おやつがほしい、かまってほしい、トイレに行きたい、散歩に行きたいなど

何かしてほしいことがある場合に吠えます。

以前に吠えたことで飼い主さんがかまってくれたり、おやつをくれたことなどがあると、

犬は学習し、「吠えたらこうしてもらえる！」と覚えていきます。

体調が悪いために吠えることもあるので犬の様子をよくみることも大事ですが、

吠えるたびに相手をしていると、悪循環になってしまうので気をつけてくださいね。

・興奮している

飼い主さんが帰ってきたとき、好きな人に会ったときなど、うれしいことがあったときなどに

興奮して吠えることがあります。

感情表現の一つですのでそうそう長く吠えることはない場合が多いのですが、

さらに興奮させるようなことは避けて、落ち着かせてあげるといいでしょう。

・遠吠えしている

「ウオーーーン」というような、長く独特な声で吠えること、ありますよね。

遠くで鳴いている犬の声を聞いたときや、近所を走る宣伝カーのスピーカーの音を

聞いたときなどに吠えませんか。

これはコミュニケーションの一種で、他の音や声に反応しているのです。

やめさせるには

犬が吠えてうるさいと飼い主さんがイライラしてストレスになったり、

ご近所に迷惑がかかることもあります。

過去に、犬の鳴き声が原因で裁判になったこともあるそうです。

では、無駄吠えをやめさせるにはどうしたらいいでしょうか。

環境を変える

ふだん犬のいる場所はどうなっていますか？

室内飼いの場合、窓の近くにいるときに外を何かが通っただけで吠えてしまうこともあります。

カーテンで見えなくするなど、犬が落ち着けるようにしましょう。

外飼いなら、道路から少し離れたところに繋ぐなど場所を変えることで 吠えなくなることもあります。

ストレスによって吠えることもありますので、飼い主さんは犬の環境をよくチェックしてみるといいかもしれませんね。

しつけをする

犬の無駄吠えをしつけによってなくすのはちょっと大変かもしれません。

でも飼い主さんが気をつけることで吠えなくなることもあるので、試してみてくださいね。

・何かの欲求を伝えているときはまず様子を見るなどして、すぐに反応しないようにします。

何度か繰り返すうちに、吠えてもだめか・・と気づくようになるそうです。

・しからない

無駄吠えしたからといって飼い主さんが大声で怒ったりするのは逆効果で、よけいに興奮して吠えることもあります。

また犬としては飼い主さんに危険を知らせようとしているのに、なぜ怒られる？と 混乱してしまい、信頼関係に影響してしまうこともあります。

飼い主さんが注意したことで吠えるのをやめたときにはおやつを与えるなど 「吠えないといいことがある！」と教えるのも方法のひとつです。

・専門のトレーナーに相談

自分では手に負えない、でもなんとかしないと・・・というときは 犬のしつけ教室などでプロに相談することもできます。

無駄吠えしないようにしつける方法についてはこちらを参考にしてみてください。

まとめ

ここでは犬がうるさいときの対策などをご紹介しました。

①意味もなく吠えるのではなく、何かを伝えている

②なぜ吠えるのかを考えて原因を取り除く

③叱らずに、いうことをきいたらほめる

④無理だと思ったらプロに相談してみる

飼い主さんだけでなく、犬が苦手でよその犬の声がうるさくて困るという人もいます。

愛犬と自分のためだけでなく近所に迷惑にならないようにするためにも犬の気持ちを考えて、できることからはじめてみませんか。