お家に迎え入れて家族になった小さな天使…♪子犬のうちにしつけは大事と言うけど、かわいい愛犬を正しい知識で向き合ってあげたい。
そんな方も少なくないのでは?
私も最初に迎え入れた時はそんな思いで向き合ってました(*^^*)!
可愛いからこそちゃんとしつけてあげてワンちゃんと楽しいライフをおくりましょう!
子犬が元気なのはなぜ?
子犬が元気・はしゃぎすぎるのは大変な興奮状態にあるからだと言われています。
余ったエネルギーを発散させたり、ストレスからの開放状態に喜びを爆発させています。
飼い主さんが沢山かまったり遊んであげたつもりでも、元気な子犬からすると不完全燃焼な場合もあります。また、お散歩が足りてないなどの場合もあるでしょう。
“元気すぎる”というのは元々、エネルギッシュな犬種に見られる様子だと言われています。飼い主さんが愛犬観察をよくして、愛犬の犬種事情を踏まえ理解してあげる事が大切ですね(*^^*)♪
愛犬のストレス事情
普段ゲージの中でのお留守番や生活が多いワンちゃんはゲージの外に一歩出ると走り回ったりはしゃぎすぎたりしてしまうのは、エネルギーを発散できる機会に有り余ったエネルギーを爆発させてしまっているので、できるだけゲージばかりの生活ではなく、ゲージ外での生活をさせてあげるといいかもしれません。
お留守番をしていた愛犬が飼い主さんの帰宅時に飛びついたり走り回ったりする行動や、シャンプー後・病院からの帰宅時に走り回る行動などもストレスの開放からだと言われています。
また、子犬時にストレスの多い環境で生活させてしまうと噛み癖や吠え癖の多いワンちゃんに成長してしまう事が多いと言われています。
できるだけストレスの無い環境での生活をさせてあげたいですが、難しい方も多いと思います(;_;)
できるだけ一緒に過ごす時間を増やしてあげるといいかもしれませんね(*^^*)♪
元気すぎる時、どうやって落ち着かせるべき?
はしゃぎ過ぎもゲガなどの心配がありますが、疲れて帰宅すると愛犬のかわいい姿や喜ぶ姿は癒やされますよね♪
ですが、興奮は癖になりやすく、興奮状態が続くことで問題行動の多いワンちゃんに成長してしまいます。
子犬は興奮を鎮めるためにコントロールする術がわかりません。そのため、飼い主さんが上手くコントロールして興奮を鎮めてあげる必要があります。
子犬が興奮し走り回っている状態で、鎮めようとし追いかける行動はやめましょう。子犬からすれば遊んでくれていると勘違いしてしまいます。
できれば、“まて!”や“おすわり!”などの声掛けで落ち着かせてあげることが効果的ですが子犬の時期ではまだしつけが覚えれてなく難しい場合があると思います。その場合は落ち着くまで静かに見守りましょう。
下手に怒ったりすることによりびっくりして思わぬ行動に出てしまう子犬もいます。大きな怪我や事故につながってしまうこともあります。興奮状態でしつけても逆効果なのでまずはそっと見守りましょう。
欲求を満たされてないワンちゃんのしつけ
飼い主さんからしたら毎日お散歩に行ってるから大丈夫!という飼い主さんも多いと思います。
ですがワンちゃんの“動きたい”欲求には2種類あります。
1つは“体を動かしたい!”という欲求です。こちらはお散歩で満たされているでしょう(*^^*)
2つ目は“頭(脳)を動かしたい!”という欲求です。あまり知られていないかもしれないですね(;´∀`)
具体的には新しいコマンドを教えたり、“待て!”などの合図で待たせる時間を長くする事です。最近ではおもちゃの中におやつやエサを入れて取り出すなどのものもありますよね♪
何でもやり遂げた時にはきちんと褒めてあげましょう(*^^*)そうすることで頭(脳)を動かしたいと言う欲求と同時に、人の役に立ちたいという作業欲求も満たされ、愛犬は徐々に落ち着いてきます(*^^*)
誤解しているワンちゃんに対してのしつけ
お家の中で吠えたり走り回ったりしている状態で飼い主さんが“こら!静かにしなさい!”とワンちゃんに近づいて行く方は少なくないのでは?その行為はワンちゃんからしたら実は、吠えたり走り回ることで飼い主さんが相手してくれる!と誤解をさせてしまっているのです(´・ω・`)
このタイプの子は注意すればするほど過激になってくるということです。
ではどうするべきか?
ワンちゃんが吠えたり走り回ったり、落ち着きがない状態の時には話しかけたり目を合わせるなどの行為は控えましょう。可哀想だと思うと思いますが愛犬のために飼い主さんも強くなりましょう!
ワンちゃんもはしゃぎ続ける事はしないので、疲れて静かにしてくれます。静かになったところで飼い主さんは静かに近づいてあげましょう。その行為を繰り返すことで“静かにしていた方が飼い主さんがかまってくれる”とワンちゃんは理解するようになります(*^^*)
飼い主さんに対して不信感をもつワンちゃんに対してのしつけ
ワンちゃんが落ち着いて居られるのは自分の居る場所が“安心できる場所”だからです。
飼い主さんが愛情を注ぎ、ワンちゃん自身が愛情を受け取っているからこそ信頼関係がうまれ成り立つものです。
逆に飼い主さんからの愛情が不足してるとワンちゃん自身も愛情不足だと感じてしまい落ち着きを失ってしまいます。
そうならないためには子犬の頃から沢山の愛情を注ぎ向き合ってあげる事が大切です。
里親となり引き取ったワンちゃんの場合は、保護団体の方はすぐにトレーニングを始めることはしません。まずは話しかけたりそっと寄り添うなどの行動をとり、“ここは安全だよ”と教えてあげましょう。
そして愛情をそそぎ信頼関係を作り、ワンちゃんの方から心を開いてくれるのをゆっくり待ちましょう(*^^*)そうすることでトレーニングが上手くいくようになります。
まとめ
1、子犬が元気なのは有り余ったエネルギーの発散のため。
2,子犬が元気なのはストレスによりエネルギー爆発させていることもある。
3、落ち着きが無い時、しつけができてる場合は“待て!”
4、落ち着きが無い時、しつけが出来てない場合は落ち着くまで見守る。
5,ワンちゃんの欲求は2種類!
6、ワンちゃんに落ち着きが無いときの飼い主さんの“こら!静かにしなさい!”は誤解を招く。
7,ワンちゃんの落ち着く環境つくり。
ワンちゃんに落ち着きがない状態の時は何か理由があるという事がわかりましたね!その理由によって対応の方法も変わってきます。ワンちゃんとの信頼関係を大切にしたいですね(*^^*)♪
飼い主さん自身の行動にも気を配り、ワンちゃんの落ち着く・安心する居場所つくりに心がけましょう!
投稿者プロフィール
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犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。
犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。
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