飼い犬が人を噛んじゃった! もしもの時の為に知っておくべきこと

もし!あなたの飼い犬が人を噛んだらどうしますか?

しかも、他人を噛んでケガを負わせたら・・・

もう、頭の中が真っ白になって慌てまくります!!!

いつもは、おとなしくて可愛いワンちゃん

だけど、犬も理由があって、噛むかもしれません。

他人を噛んだ時、治療費等の賠償を飼い主さんに求められます。

もしもの時、慌てない為に知っておきたい事を、これからお話します!

うちも前に飼っていた柴犬が、知り合いの子供を噛んだのです・・・

もう!ひたすら謝りまくり。何をどうしたらいいのか狼狽えました。

犬に噛まれたらすぐ応急処置をして病院で受診

犬に噛まれたらすぐ応急処置をして病院で受診

犬に噛まれたら、すぐに応急処置をして下さいね。

まず、大量の水道水で傷口を洗います。痛いけど、ここは我慢!

出血が止まらない場合は、洗ったあとハンカチなどでしばらく傷口を押さえます。

そして、出来れば心臓より高い位置にあげましょう。

応急処置をしたら 小さい傷でも、すぐに病院で受診して下さい。

犬から人間に感染する菌をたくさん持っています。

だから!受診することが大事なのです。

受診科は、外科・皮膚科・形成外科だそうです。

取り急ぎここまで対処したら、少しはホッとしますね。

他人を噛んだ場合は、一緒に病院まで付き添うのが理想ですが 難しい場合は、被害者と連絡先を交換しておきましょう。

愛犬が他人を噛んでケガを負わせたら、気が動転して何をどうしたら良いのか わからないですよね。

ともかく、落ち着いてケガの応急処置をして、病院で治療をしてもらいましょう!

飼い犬が他人を噛んだら誠心誠意謝りましょう

飼い犬が他人を噛んでケガを負わせた場合、被害者が告訴すれば、刑事罰に問われます。

当然のことですが、飼い主さんは、被害者の方に誠心誠意謝罪をしましょう。

初動の対応が悪いと、被害者は噛まれた上に飼い主の心ない態度によっては必要以上の怒りが込み上げてくるかもしれません!

飼い主さんの中には、愛犬が可愛いばかりに、噛んだのは相手に理由があって愛犬が噛んだ

と思い込み、謝罪をしない人がいます。

私も知らなかったのですが、飼い犬が人を噛んだ場合、民法の不法行為に当たるため、 治療費や病院へ行く交通費等を支払う義務があるそうです。

先に述べた刑法やこの様に民法でも責任を問われるので、先ほど述べた飼い主さんの持論は通用しません。

愛犬が人を噛むこと事態、飼い主さんにとってショックな出来事です。

それは、私も愛犬を2匹飼っていますからわかります。

しかし、犬を飼うという事は、飼育をするだけではなく、人は子に対して親に責任がある

様に、愛犬には飼い主さんに責任があると私は思います。

普段から人を噛まないようにしつけておく

人を噛まないようにパピーの時からしつけておく事が大事だと思います。

噛む理由は、色々あります。

当たり前のことだけど、愛情をもって飼育し、ワンちゃんが穏やかに過ごすことが、

大事かと!ストレスが溜まっていると、人を噛むリスクが高くなると思います。

子犬の甘がみ理由と対処法 ですご参考にどうぞ

狂犬病の予防接種は必ずしておきましょう

狂犬病の予防接種は必ずしておきましょう

日本は、狂犬病予防法(1950年施行)で犬への予防接種が義務付けられています。

日本国内での感染・発症は1957年以降報告されていません。

それなら、大丈夫!

と思っていても必ず予防接種を受けてくださいね。

その時に発行される狂犬病予防接種証明書は、失くさないで下さい!

義務付けられているのに、予防接種をしていないワンちゃんが、もし他人を噛んだら、 噛まれた被害者の感情を逆なでる事になるかもしれません。

実際、私も飼っていた柴犬が知り合いの子供を噛んだ時、

その子どもの親御さんから「狂犬病の予防接種を受けていますか?」って尋ねられました。

その当時、予防接種をしていたので「はい。受けております」とハッキリと答える事が

出来ました。もし、していなかったらと思うとぞっとしますね!

逆の立場になって、私も狂犬病の予防接種をしていないワンちゃんに噛まれたら

「怖い」「気持ち悪い」と思っちゃいますね(笑)

まとめ

*飼い犬が、人を噛んでケガを負わせたらまず、水道水で傷口を洗い流してね。

*応急処置をしたら病院で治療しましょう。

*他人を噛んでケガを負わせたなら、誠心誠意謝りましょう。

*普段から気を付けている事は、人を噛まないしつけと毎年の狂犬病予防接種を受けることが大事です。

これさえ覚えておくと、万が一ワンちゃんが人を噛んでも狼狽えず、落ち着いて 対処できますね。

投稿者プロフィール

山本
山本
犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。

犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。