ペットを動物病院につれていくと、どれぐらい費用がかかるの?

あなたのペットが、予防注射を受ける時や具合が悪くなった時、動物病院でどれぐらい費用がかかるか知っていますか?

実は、動物病院によって値段がピンからキリまであるのをご存知でしたか?

なんとなくの相場はあるのですが、動物病院によって値段がかなり変わっているのが現状です。

また、人のように健康保険がないので、受診して医療明細書をみたら、

「え、、、こんなに高いの?!」とドン引きしてしまったという経験をされている方もいらっしゃるのではないかと思います。

なぜ、費用は動物病院によって差があるの?

なぜ、費用は動物病院によって差があるの?

動物病院での医療費は、すべてその動物病院の院長の意思によって自由な料金を設定できるようになっているのです。

人の美容外科や審美歯科の料金設定に似ている感覚だと思います。

高度医療を提供できるような設備の整った病院、専門科診療に力を入れている病院などは、料金が高く設定されていることが多いようです。

しかし、料金が高い病院がいい病院とは限りません。

また、料金が安い病院でも、高い病院よりも質の高い医療を提供してくれる病院もたくさんあります。

なかなか費用だけで、動物病院の良し悪しを判断するのは難しいのが現状です。

動物病院を選ぶ上で、何を重要視するかが大事になってきますね。

選ぶ基準としては、

  • 費用面
  • 先生や看護師さんとペットの相性
  • 病院の雰囲気

などをご自身で確認して、安心できるかかりつけドクターをみつけられるといいですね。

費用面が気になる場合は、事前に動物病院の費用を調べましょう

費用面が気になる場合は、事前に動物病院の費用を調べましょう

費用について気になる場合は

  • 動物病院に電話して問い合わせる
  • 近隣の口コミ情報を聞いてみる

このようにしてみましょう。

ホームページのある動物病院には、診療費用を記載しているところもありますので、

参考にしてみていただくといいと思います。

ちなみに、ペットの生涯必要経費について

ペットを飼育するのに、生涯でいくらぐらいかかるか考えたことありますか?

意外と考えたことがないのではないかと思います。

なかなか想像できないかもしれませんね。

実は、一般社団法人ペットフード協会が、犬猫の医療費を含めた生涯必要な経費を毎年調査して、ホームページにデータを掲載してくれています。

ペットを飼っている方、一度ホームページをみるべきです。

ちなみに、令和元年度の調査結果は、

犬は、全体の平均寿命が14.44歳で、生涯必要経費は平均 ¥2,004,139

猫は、全体の平均寿命が15.03歳で、生涯必要経費は平均 ¥1,344,751

だったそうです。

人間は、ライフプランナーさんに人生とお金の使い方について相談することができますが、あなたのペットのライフプランナーさんは、飼い主さん、あなたです!

若いうちは、病気知らずの元気な子でも、

歳をとると、人間と同じで、それなりに医療費がかかるようになる子が多いです。

昔に比べると、現在はペットのお食事の品質が良くなっており、さらに獣医療も発展しているので、

ペットもかなり長生きするようになっています。

ご自身、ご家族のライフプランだけではなく、可愛いペットのライフプランも一緒に考えてあげてくださいね。

ペット保険は入ったほうがいいの?

ペット保険は入ったほうがいいの?

ペットには人間のような公的な健康保険制度が残念ながらありません。

ですが、民間の保険会社でペット保険を取り扱っているところがありますので、 万が一に備えるために加入しておくのもいいかもしれません。

保険会社によって、費用は補償内容がかわるようなので、色々と比較してみるといいと思います。

しかし、注意しておきたい点もあります。

よく、病気になってから、今から保険に入れますか?という質問をする方がいますが、、、

病気が見つかってからでも、保険に入ることはできても、見つかった病気には適応になりません。

具体的な例としては、

たとえば、膀胱炎になってから保険に加入した場合、膀胱炎は保険適応外になりますが、膀胱炎以外の病気はこれから先は適応になりますよ、、、という意味です。

また、ペット保険の加入時の年齢にも気をつけてください。

7歳以上は入れない保険があるようなので、事前にしっかり調べておくようにしましょう。

まとめ

まとめ

動物病院でかかる費用は病院によって様々ということがわかりましたね。

費用面が気になる場合は、

  • 事前に動物病院の費用を調べる
  • 生涯かかる費用を知っておく
  • ペット保険に加入し、いざという時に備える

ということを、考えてみるようにしましょう。

と言いながらも、 筆者の個人的な意見としては、

保険に入るかわりに、毎月ペットのためにコツコツ積立貯金して、いざという時に備えるほうが効率がいいかな、、、

と思っています。(保険を使わない可能性もありますから、、、)

みなさんは、どのようにペットのいざという時に備えるか、

この記事を参考に計画してみてくださいね。

投稿者プロフィール

山本
山本
犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。

犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。