愛犬は可愛い…。そういえば、犬の発情期っていつから?愛犬と遊んでいるとふいに思いました。
そんな私が知った犬の発情期事情を紹介します!
いつも一緒にいる愛犬にどんな変化が起きるのでしょうか…?
女の子の発情期はいつから??
女の子のワンちゃんは子犬をうむため、もちろん生理というものがあるはず。
初めの発情期はワンちゃんの大きさや成長ななど、いわゆる体質によって違います。
初めの発情期後からは年に約1から2回、発情期を周期的に繰り返します。
主な目安として小型犬で生後7ヶ月〜10ヶ月、中・大型犬で生後8ヶ月〜12ヶ月と言われています。
発情期に見られる症状や変化などは愛犬の体質により違うので個体差はあると思いますが、何歳になれば発情期が終わる。ということではなく、生涯に渡り続きます。
人間と違い、ワンちゃんは何歳になっても生きている限り子犬を産むことができるんですね!
出産では沢山の体力を使うので老犬になるとワンちゃんの体力的に心配ですね…
男の子のワンちゃんの発情期はあるの??
発情期が訪れるのは女の子のワンちゃんだけで男の子のワンちゃんにはありません。
男の子のワンちゃんは発情期の女の子のワンちゃんの匂い、フェロモンに反応して発情し交尾可能となります。
男の子のワンちゃんの不要な興奮を防ぐにはまずは近づけないことが大切です。
と入ってもお散歩中などワンちゃん同士での交流もありますよね…
最近ではドッグランも多くなりました。
可愛そうなイメージを持つ方も多いかもしれませんが望まないのであれば、生まれて来る子犬も可哀想なので去勢をしてあげるのも一つの手だと思います。
愛犬が7ヶ月頃になると可能なので考えてあげてもいいかもしれませんね!
また、男の子のワンちゃんは女の子のワンちゃんと違い、発情期がないため飼い主さんが去勢を急ごうとするケースはあまりないので、行きつけの病院などで案内が出ると考えるきっかけにしてみてもいいかもしれません♪
発情に至るサイクルってあるの??
サイクルは大きく分けて4つになります。
まず、ワンちゃんの発情期前のことを“発情前期”と言います。発情前期には子宮内に流れる血液の量が増えるため発情出血の確認が取れる時期と言われています。人間で言う生理ですね!
この時期になるとサインとしてワンちゃんは陰部をなめると言う行為が見られたり、尿の量が多くなり排尿頻度が高くなります。発情前期は平均で約8日程続くと言われますが、ワンちゃんの個体差もあります。
ワンちゃんによっては3日〜27日と期間に開きがあることは珍しくないと言われているようです。ワンちゃんとの生活の中で、様子を見ながら対応してあげるといいと思います(^^)!
発情期になるとワンちゃんは妊娠可能となります。平均で約10日間ほど続くと言われています。
個体差もありワンちゃんによっては、短い場合で約5日、長い場合で約20日と期間の長さに差があることはおかしくありません。
発情期が始まってからは約5日〜7日の間に交尾をすると妊娠しやすいと言われているみたいですね。繁殖させたい場合はよく期間を見てあげてこの間に交尾させて上げるとうまくいくかもしれませんね(^^)!
発情期を終えたワンちゃんは“発情休止期”と言われる期間に入ります。そこで発情期に妊娠下ワンちゃんにとって妊娠〜出産の時期に入ります。妊娠してないワンちゃんの場合は通常の状態と変わりません。
ですが稀に妊娠していないのにも関わらず妊娠したかのような状態になる“偽妊娠”と呼ばれる状態になることがあります。もし少しでも普段とは違う様子がみられる場合は病院を受診することをおすすめします。
妊娠は病気ではないですが、間違った知識での生活をさせてしまうと、ワンちゃんの命に関わる危険性もあります。専門家の知識をかりながら生活させて上げましょう!
この発情休止期は約2ヶ月続くと言われています(^^)
繁殖に関する機能が休止している時期で発情休止期とその後迎える発情前期の間にあたる期間を“無発情期”といいます。この期間は約4〜8ヶ月程続くと言われ、この間に発情行為は見られなくなります。6〜7歳になるとワンちゃんの発情周期は不安定になり周期自体が長くなると言われています。
女の子のワンちゃんの発情中の症状や対策はどうしたらいいの?
ワンちゃんは発情期前後になると女の子のワンちゃんは発情状態の“ヒート”と呼ばれる生理状態になるといわれています。ヒートになると発情期以外には見られない症状・行動が見られるようになります。
代表的な行動として落ち着きがなくなります。一般的に男の子のワンちゃんより女の子のワンちゃんの方が大人しいと言われてますが、ヒート中は事情が異なります。
気が立って落ち着きがなくなったり、大好きなお散歩に行きたがらなくなるなどワンちゃんによって様々です。
そのような行動が見られた場合は、リラックできる空間を作ってあげるといいかもしれませんね!
ふかふかの毛布やクッションなど用意してあげたり、リラックス効果のあるアロマなどいいかもしれません(^^)!
ヒート中は体調や感情など不安定なため食欲の低下や元気がないなどの様子も見られる場合があります。
いつもの食事量なのに全く食べないなどの様子が見られる場合はトッピングを加えて工夫をしてあげるのも1つの手かもしれません。
多少残すなどの様子だとそのまま少しの間、様子を見て上げるといいです。
元気がない場合などは無理に誘い出すなどは控え、様子を見てあげましょう(^^)
驚く方もいるかも知れませんが、男の子のワンちゃんに特有だと思われがちなマウンティングする行動もヒート中の女の子のワンちゃんに見られます。
お気に入りのぬいぐるみや男の子のワンちゃんにマウンティングする行動が見られた場合は発情期に入った証だと言えます。
男の子のワンちゃんの発情中の対策はどうしたらいいの?
男の子のワンちゃんが女の子のワンちゃんのにおい(フェエロモン)により発情した場合、どうしたらいいのか?戸惑いますよね。
男の子のワンちゃんには発情期がないため、発情した場合はコントロールが難しいと言われています。不要な興奮を防ぐためには基本的に発情期のワンちゃんと近づけないことが大切です。
交尾をし、子孫を残したいという本能は生き物なら共通してあることです。その思いからマウンティング行動を取ります。特定の女の子のワンちゃんを追いかける行動が見られた場合は、接触は避け、すぐにその場を離れることをおすすめします。
激しい例としては男の子のワンちゃん同士の喧嘩です。去勢していない男の子のワンちゃんを近づけてしまうと他のワンちゃんと喧嘩してしまう恐れがあります。
大きな理由の1つとして、発情中の女の子のワンちゃんをめぐる喧嘩です。場合によっては大きな怪我の1つとなるので素早く引き離して上げましょう。
野生の本能が入ってしまうので、飼い主さんはくれぐれも怪我のないようにしましょう。
また男の子のワンちゃんに見られるマーキングはよく知られている理由としては縄張りの主張ですが、発情している場合はヒート中の女の子のワンちゃんにアピール行動となります。
未然にできるだけ防ぎたいのであればお散歩前にワンちゃんのトイレを少しでも済ませておくといいかもしれませんね(^^)!
発情期・発情中のワンちゃんのために飼い主さんができること!
まずは施設の利用を避けましょう。ワンちゃんのホテル・ドッグランや一緒に利用できるカフェなどはできるだけ控えましょう。
ワンちゃん向けの施設ではヒート中のワンちゃんの利用はトラブルなどの発生を未然に防ぐためにお断りする所もあります。ですが飼い主さんであるあなたがヒート中はそのような施設は避けて上げましょう。
ですが、どうしても利用が必要な場合はマナーパンツの着用を心がけましょう!マナーパンツを着用することでマウンティング防止やヒート中の出血を受け止めたり匂い防止にもなります。普段からストックしておく事をおすすめします♪
他のワンちゃんに会わせないことが一番の対策ですが、中々難しい方もいると思います。
その場合はヒート中のみ他のワンちゃんにできるだけ遭遇しないお散歩コースを選んだり、時間を前後させたりなどの工夫をしてあげるといいかもしれません(^^)!
お散歩中におしっこをした場合は臭いの変化もあるため、水で流すなどマナーも心がけましょう!
感情や体調が不安定で発情期に入るとトイレの回数が増えたり、量が増えたりするためワンちゃんのトイレの失敗も目立つようになると思いますが、発情期中はできるだけ怒らず優しく見守ってあげましょう(^^)♪
まとめ
1、発情期は女の子のワンちゃんにはあり男の子のワンちゃんにはない。
2,男の子のワンちゃんは女の子のワンちゃんのにおい(フェロモン)で発情する。
3、発情に至るサイクルは大きく分けて4つ。
4,ヒート中は体調や感情が不安定になるためワンちゃんにあった対応をしてあげましょう!
5,マウンティングは女の子のワンちゃんにも見られる。発情期の証!
6、発情中のワンちゃんの対策は“マナーパンツ着用”
大変だと思うワンちゃんの発情期…。できるだけ知識を持ちワンやんと接して上げたいですね(^^)
女の子のワンちゃんはデリケートですが、様子を見ながらいい距離を保ちつつ発情期中のワンちゃんと楽しく生活してあげましょう♪
投稿者プロフィール
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犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。
犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。
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