一人暮らしだけど、帰ったときに待っていてくれるペットがほしい!
でもあまり家にいないし、飼うのは難しい?
家を空けることが多く、お世話をする時間がとれないからと
ペットを飼うことをあきらめている方もいらっしゃるのでは。
飼い主さんがどの程度ペットに向きあう時間が取れるか、また
ペット可のお部屋なのかなどによって異なりますが、不在がちでも
飼うことのできる動物がいます。
ここでは、一人暮らしでも飼育できるペットや、飼うときの注意点などをご紹介します。
一人暮らしでペットを飼うときの注意点
ペットを飼うときには、注意するポイントがいくつかあります。
①部屋について
まず、住んでいるお部屋がペット可(または相談)なのか、ペット不可なのかをしっかり調べることが大切です。
小動物だし大丈夫!と一人で決めてしまうと、後からトラブルになるケースも。
必ず大家さんや管理会社などに事前確認することをおすすめします。
②責任を持って飼育できるか
ペットとはいえ、命ある生き物です。
愛情を持ってお世話することができるか、途中で飼えなくなったからと放り出すようなことはしないかなど、責任を持って飼育できるかちゃんと考えてくださいね。
③ペットのお世話
動物の種類によってお世話の仕方は異なります。
中にはお散歩が必要な動物もいますし、飼育ケージを使用するならその掃除など、手間のかかることもあります。
怪我や病気のときには動物病院へ連れて行く必要もありますね。
毎日のエサやりやトイレ掃除以外にも飼い主さんがするべきことは けっこうありますが、それらをきちんとこなせる時間がとれるかなども考えてみてください。
④ペットを飼うだけの経済的余裕があるか
どんな動物を飼うにしても、購入費用だけでなく毎月のエサ、トイレグッズなどに費用がかかります。
また病気になったりしたら治療代もかかりますね。
動物の場合の治療費などは飼い主さんの全額自己負担になることがほとんどで、 かなり高額になります。
それらを必ず賄える経済的余裕があるかどうか、一度確認してみるといいでしょう。
⑤長期間留守にする場合
たとえ旅行に行かなくても、もし飼い主さんが病気になったり万が一入院するようなことになったとき、ペットは一人きりになってしまいます。
その場合に、ペットを預かってもらえるところはあるのか、または不在の間かわりにお世話してくれる人がいるのかなども考える必要があります。
近隣にペットホテルがあるかどうかも調べておくといいでしょう。
⑥近所への配慮ができるか
ペットによっては鳴き声が大きかったり、臭いが気になることもあります。
動物を飼っていないと、他の動物の臭いや鳴き声などに敏感になります。
鳴き声の小さい(または鳴かない)、臭いの強くない動物を飼うなど、
ご近所トラブルにならないように気をつけてください。
ペットにおすすめの動物
ここでは、散歩の必要のない動物をリストアップしました。
・猫
トイレスペースを教えてフードと水、遊び道具などを用意しておけば ちゃんとお留守番してくれます。
ただし好きなところで爪をとぎますので、壁や家具など傷つけられても 大丈夫なようにすることが必要です。
また猫の医療費は高額になりがちであること、発情期の鳴き声対策などが必要ということも覚えておくといいでしょう。
猫を飼うとこうなります。こちらを参考にしてください。
・うさぎ
めったに鳴くことがなく、体臭がほとんど気にならないうさぎも 一人でお留守番させることができます。
暑さや環境の変化に弱いので、夏場不在にする場合はエアコンで室温を調節したり、 飼育ケージの場所を変えないようにすることが大切です。
・ハムスター
小さめのケージで飼育することができるのでスペースを取らず、また掃除が楽にできます。
販売価格が安く飼育にかかる費用もそれほどかからないため、学生さんにも人気があります。
ただ寿命が短く平均2-3年といわれているので、健康管理に気を配り、なるべく一緒に すごす時間を増やしてほしいですね。
・セキセイインコ
カラフルで知能が高く、感情表現が豊かで飼い主さんに懐きやすいため、鳥類の中でも人気があります。
鳴き声が大きいためご近所への配慮が必要で、またインコなどの鳥類は体からでる粉(脂粉)や羽が飛びやすくアレルギーの原因になることがあるため、ケージだけでなく部屋の掃除が必要になります。
・魚
金魚や熱帯魚は水槽での飼育になるため、定期的な掃除のほか水温管理などが必要ですがお世話が楽で見ていて癒されるという点で初心者さんにも人気があります。
ただ他の動物のように触れ合うことはできません。
・爬虫類
体臭がほとんどなく鳴くことがない種類が多く、一人暮らしの方に人気が出ている
爬虫類の中でも夜行性のため紫外線ライトが必要ないといわれるヒョウモントカゲは大人しくて飼いやすいといわれています。
与えるエサですが、コオロギなどの虫を扱うことに抵抗がある場合は難しいかもしれません。
まとめ
一人暮らしの方におすすめのペットや、飼うことの注意点などをご紹介しました。
①ペットを飼育する生活環境か確認する
②責任をもってお世話できるか考える
③ご近所への配慮も大切
④猫やウサギのほか、鳥類、魚類、爬虫類もおすすめ
動物の種類によってはお世話がちょっと大変なこともありますが、
一人暮らしでも飼うことのできるペットもいます。
生き物を飼うことは簡単ではありませんが、一人暮らしの寂しさを癒してくれる
パートナーを選んだなら、愛情を持ち共に生活することを楽しんでくださいね。
投稿者プロフィール
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犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。
犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。
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