子犬が元気すぎると大変。子犬のしつけはいつから始めといいの?

愛犬が元気なのはとても嬉しいことですが、あまりに元気すぎると ちょっと困ってしまうことはありませんか?

たとえば散歩のときなど、他の人や犬にじゃれついて怪我でもさせてしまったら大変です。

また興奮しすぎて周りが見えていないと愛犬が怪我でもしないか、飼い主さんは 心配になってしまいますね。

ここでは、子犬が元気すぎる理由やしつけの時期などをご紹介していきます。

子犬はなぜ興奮しすぎる?

子犬はなぜ興奮しすぎる?

犬の性格にもよりますが子犬のうちは特に好奇心旺盛で、おもちゃや家具、また通りかかった通行人など、あらゆるものに興味を示します。

さまざまな物の臭いをかいだり噛んだり、急に走り回ってみたりと、落ち着きがないことが多いようです。

興奮しすぎてしまう2つの理由

・ありあまったエネルギーの解放

子犬が走り回って大騒ぎしているのは、運動不足などが原因のときもあります。

飼い主さんはちゃんとかまってあげたり散歩させているつもりでも、子犬にとっては もの足りないのかもしれません。

ふだんケージの中にいることが多い犬などはケージから出て自由に動き回ることで、有り余ったエネルギーを発散させているのです。

・喜びを全身で表現している

飼い主さんが帰宅した直後や、お散歩に出て色々なものを見たりしたとき、またはケージから出してもらったときなどは、うれしさのあまり大騒ぎしてしまう犬が 多いようですね。

騒いで走り回るだけでなく、いつも以上によく鳴いたりしませんか?

これは嬉しくてしかたないという気持ちを全身を使ってあらわしているのです。

子犬を落ち着かせるには 飼い主さんが帰ってきて、嬉しさのあまり飛びついてくる・・・これは飼い主さんにとっても嬉しい瞬間ですよね。

でもその興奮がなかなか収まらず、走り回ったりじゃれながら噛み付くようになるとちょっと困りますね。

子犬のうちは、自分で興奮をしずめるなどのコントロールはまだできません。

では落ち着かせるにはどうしたらいいでしょうか。

子犬を落ち着かせる方法

①子犬がおとなしくなるまで相手をしない

飼い主さんが子犬のテンションに合わせてかまっていると、興奮はおさまらないでしょう。

ちょっとかわいそうな気もしますが、相手にせず、声をかけたりもしないでほうっておきます。

静かにして、などと声をかけたり追いかけたりすると子犬はかまってもらえた、遊んで もらえたと勘違いしてさらに興奮してしまうことになります。

②落ち着いたら子犬をほめてあげる

飼い主さんに相手にしてもらえないと、そのうち子犬はおとなしくなります。

そのときにすかさずほめてあげましょう。

頭や体をなでたり声をかけたりして、おとなしくすることはいいことだと教え込むのです。

これを繰り返すうちに、子犬のほうも理解して徐々に覚えていきます。

③運動させる

散歩の時間をいつもより長くしたり、室内でおもちゃを使って遊ばせるなどして できるだけ子犬が満足するようにします。

たくさん運動すると疲れてよく眠るようになることもあるので、おすすめです。

子犬のしつけ

子犬のしつけ

生後半年くらいの子犬はかわいい盛りですよね。だからといってしつけをしないで 好き勝手させておくと、飼い主さんの言うことを聞かないわがままな犬に成長してしまうこともあります。

子犬を家に迎えてから1-2週間もすれば、新しい環境に慣れてきますので、少しずつしつけを始めていきましょう。

子犬のうちに始めたいのは主に3つです。

・トイレトレーニング・・・子犬を迎えたその日から始めます。

・噛み癖や無駄吠えをなくす・・・環境になれてきたら教えていきます。

・体に触られるのを嫌がらないようにする・・・触られて怒るようになると、歯磨きや

シャンプーなどあらゆることが困難になります。

その他散歩中のしつけや、おすわりや待てを教えるといいのですが、これもなるべく早めに 始めたほうがいいでしょう。

子犬のときに教えておくと、ちゃんということを聞く犬に成長してくれます。

子犬のしつけのコツ

①コミュニケーションをとりながら行う

飼い主さんとの信頼関係を築くために、ただ教え込むのではなく

体を触る、抱っこするなどでコミュニケーションをとりながらしつけをします。

②うまくできたらすかさず褒める

子犬がしつけを守ったときなどは、「これがいいこと」と教えるために

1-2秒以内に褒めるといいそうです。

タイミングがずれてしまうと子犬は何がいいことなのか混乱してしまいます。

③叱るときは叩かない

叩かれると犬はパニックになり、飼い主さんを恐怖の対象にしてしまうこともあります。

信頼関係を壊しかねませんので、叱るときに叩かないようにしましょう。

④子犬の生活リズムに合わせる

成犬に比べて子犬は睡眠時間が長いため、睡眠・排泄・食事・遊ぶ・睡眠という

一定のリズムで行動します。

成長するまではこのリズムに合わせてしつけを行います。

子犬のしつけにはこちらを参考にしてみてくださいね。

まとめ

まとめ

子犬を落ち着かせるには、コツがあります。

①興奮しすぎて騒いでいるときは飼い主さんがしずめてあげる

②子犬の生活リズムに合わせ、早いうちから基本的なしつけを始める

③褒める、叱るのタイミングに注意する

愛くるしい子犬が多少元気すぎても、かわいいからいいか、しつけはまだでいいか、

などと先延ばししてしまいがちですよね。

大きくなっていうことを聞かない犬にならないように、子犬のうちから

しつけを始めるといいでしょう。

投稿者プロフィール

山本
山本
犬をこよなく愛して20年。とある田舎で犬たちと暮らしています。

犬を飼っている方の疑問やお悩みを解決し、微力ながら犬と人が幸せに暮らせる社会づくりに貢献していきたいです。